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【フリーランスエンジニア】個人事業主になった理由を話そうと思う

IT業界で仕事をしているのであれば、1度くらい「フリーになってみようかなぁ」とか「フリーの方が稼げるんじゃね?」って思ったことがあるはず!

IT企業の大半は”SES”や”派遣”というだけに、その多くの企業が派遣エンジニア会社です。
個人事業主といえば”安定しない”というイメージがあります。

正直、整体師や漫画家、デザイナーといった職業はそうだと思います。
しかし、ITエンジニアにおいては単に「人手不足」という背景から、今では仕事を紹介してくれるエージェントサービスも多く、最も独立しやすいです。

今回は僕がフリーランスとしてITエンジニアになった理由を話そうと思います。
フリーランスになった理由 ≒ ほとんど会社をやめたこと と言っても良いかもしれません。

それではどうぞ!

スタートアップ企業での話

世間的な年功序列


皆さんの会社でもおそらく共通して言えるのではないかと思うのですが、会社はある程度の年代層に分かれています。
上図のようにピラミッドが分かり安い例だと思います。

頂上に経営者がいて、そこから年齢の高い順に並んで行きます。
20代〜50代まで幅広い年齢層が働いている会社で「20代で部長やってる人」「20代で課長やっている人」などほとんどいないと思います。

そして、年齢が高くなればなるほど知識や経験の他、決裁権も与えられるので、お給料が高くなっていきます。
また、勤続年数も長いのでその分の昇給分もあるでしょう。

私はスタートアップ企業に入社した時のタイミングがかなり良かったので、入社してから6ヶ月後に”主任”のポジションを獲得しました。
もちろんこの時は社員数が全体で50名くらいでした。

採用は毎月行われ、毎月3〜5名ほど入社してきます。
そのような中で、私の配下のメンバーも増えてきます。

このスタートアップ企業は半年に1度上期と下期の定例会があり、そこで体制変更も毎度ありました。
そのタイミングで役職が上がることも大いにあります。

とある年の定例会でした。
私より1年後に入社された35歳の方がいました。
当時私は27歳です。

その方が私の役職を飛び越えて課長代理になりました。
年齢や家庭を持っていることから「まぁーそーだよね」と思いました。

もちろん、その方はスキルも高いと思いますし、前職でのキャリアからそのようなポジションで採用されたのでしょう。
でも、ここで私が思ったことは…

「これまでの積み重ねはなんだったの?」

ということです。
少なからず、私はその会社で1年ずつ積み重ねをしているわけです。
そしてその方よりも多く積み重ねをしています。

前職のキャリアが評価されるのであれば、仮に私がフリーランスで”キャリア”をつけて、この企業と同じようなスタートアップ企業に入社してしまえば同じようなポジションが獲得できるのではないかと思ったのです。

このようなことから極端な話”若いうち”はどんなに頑張っても30代や40代の所得を超えることはできないと感じたのです。

もちろん、そのポジションになるためには1つ1つ会社で積み重ねも必要でしょう。
しかし、私はスタートアップ企業にてそのような積み重ねがあまり意味をなさないと思ったので”独立”しました。

自身の裁量で仕事ができない

SESを主要業務としている企業においては、自身の裁量で仕事ができません。
多くは会社が取引しているSIerやエンドより案件を受託するので、その時にある案件の中で決まります。

同じSESで仕事をするのであれば自分が納得した条件、報酬額、業務内容で責任を持って仕事がしたいと思いました。
惰性で仕事をすることはかなり時間を無駄にした気持ちになります。

挑戦するには”今”しかない(年齢の問題)


私は現在28歳です。

結婚もしていないので、「挑戦するのであれば今しかない」と思ったのです。
仮に失敗するなら今しかないと思いました。

それは年齢の問題です。

これが家庭をもったり、ある程度の年齢になったらリスクが今よりも増えると。
今の年齢で3年くらい失敗したからといって、長い人生のスパンで考えたらやり直しは全然できると気づいたのです。

ここで「失敗」と言いましたが、個人的な解釈ですが…本当の失敗は「チャレンジせずに数年後、数十年後に後悔すること」だと思っています。
自分で選択したものについては、決心もついていることから正直後悔はしないと思います。

これは自分自身の経験ですが…

人にしたがってミスったり取り返しのつかないことになったとき、絶対人のせいにしようとします。
でも人のせいにできずに、ずっと残ります。
本当にやるせないです。

だから、良いも悪いもまずは行動しないとわからないと思うのでこの決断をしました。