SES企業の労働環境というのは、人間性が温かい人が少ないですか?という質問を以前受けたことがありました。
これからIT企業に就職をしたり、今研修中で数ヶ月後に客先常駐する人の中にはこの辺りを不安に思う人も多いと思います。
僕はこのIT業界8年目のエンジニアになりまして、現在はフリーランスのエンジニアとして働いています。
自社の人間や、自社の仲間っていうのはいないですが、客先の現場の人たち、お取引をしている会社さんなどいらっしゃいます。
すごく暖かい人が多いですし、優しい方が多いです。
残念ながらコロナでランチに一緒に行ったり、飲みにいきましょう!と誘うことも少なくなってしまいました。
コロナが流行る前は、頻繁にご飯に行ったり、飲みに行ったりしていました。
会社員時代を振り返ると
以前は会社員エンジニアをしていておりましたが、この人間関係や人と合うかどうかは”正直現場”によります。
今は僕が昔お世話になっていた現場っていうのもあって、人間関係がある程度構築されてるような状態でスタートしてることもり、特に問題はないんです。
しかし、過去には人間関係難しかったなと思った現場もあります。
同じ会社や自社の人間といえど、わりと”他人ごと”な人が多いんですよ。
あくまでも僕の感想ですが、自分は進捗が遅れていないけど、チーム内に遅れている人がいた場合、「手伝ってあげる!」という人はほとんどいないです。
普通だったら「手伝ってあげなよ?」みたいな感じになると思うんですけれど、”基本的に残業したくない”じゃないですか。
残業したくない。という人が当たり前に多いんです。
なので自分が遅れてたとしても、手伝ってもらえない、フォローしてもらえないことは当たり前に多いです。
身についたこと
自分は結構”放置”されることが多かったので、自分から設計書を読んだり、資料を探したりと”自分で調べる”ということが身につきました。
それが今も活きています。
僕も新人エンジニア時代、全くプログラミングができない時期がありました。
もちろんプロジェクトに参画したてということもあり色々フォローしてもらえました。
自分がやるべき作業詳細を説明してくれます。
しかし参画したばかりなのに、いきなりシステムの仕様を教えてもらったり、システム概要だったり、細かい仕様を説明されても正直理解できないですよね。
ある程度理解が追いついたらこの辺りは聞きたいですよね。
このようなところは「優しくないなぁー」って思いますね。
やっぱりその人のペースに合わせて、色々説明するタイミングを配慮してあげるのが現場にいる側に必要なことだと思いました。
2年目以降は要注意!
新人の時は色々サポートしてもらえますが、そのうち”自分で解決してね”というようになっていきます。
僕の場合は1年目から2年目に変わる時でした。
3月とか4月とか今ぐらいの時期でしたね。
ここで僕がやっていた「新しい現場でうまく立ち回る方法」が2つあるので紹介します。
- とにかくメモを残す
- 自分の作業記録を残す
とにかくメモを残す
今日聞いた内容や、説明を受けた内容をとにかくメモに残すようにしました。
すぐに参照できるようなデスクトップにExcelにまとめていました。
とにかくメモを残す
今まで自分が書いたソース、スクリプト、SQLコマンドなどなど、”サンプルソース”という感じで用意していました。
いつでも使いまわせるような感じで”仕組み化”してるような感じです。
SESのプロジェクトを進めていると、「これ、昔あったけど・・・どんな感じでやってたっけ?」って同じようなことをするタイミングがあります。
このような時に、振り返りができます。
今まで行った作業っていうのを蓄積させると、後々活きたり、助かったりするのでオススメです。
最後に
人間性が暖かいかどうかというのは、正直”入る会社次第”なところが多いです。
場合によっては「合わなくてしんどい・・・」という本当に無理だったら自分の精神や、自分の心が壊れる前に現場を変えてもらう、やめるということは一つの選択肢として持っておいた方がいいです。
自分が一番なわけです。
心の病気っていうのは、長引くと言うか気づかない分、後から来るとか、長引くっていう話聞いたことあります。
あまり気張らずに頑張ればいいか思います。