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【客先常駐】面接に落ちまくる人の特徴とは?


今日は客先常駐の IT エンジニアさんで面接に落ちまくる人の特徴についてお話ししようと思います。
コロナ禍と言うこともあり、なかなか客先参画ができずに「社内待機」になっていると言う話をよく聞きます。

僕がプログラミングを教えている子で、今年IT企業に入社した方がいるんですけれど、なかなか客先面談にありつけずに自社待機をしていると言う話を聞きました。
「どうすればプロジェクト参画できるのか」をよく相談されます。

僕はIT業界7年目でずっとSESのお仕事をしており、現在は自分自身が企業に営業して口座開設から契約まで全て”自分”でやっています。
その僕から見て、面接に落ちまくる人には”特徴”があると感じたので、今回はそれらをまとめます。

客先常駐する前には…

客先常駐のお仕事をする前には、必ずと言っていいほど”面談”というものがあります。
イメージ的には、「アルバイトの面接」みたいなものです。

自分が何者なのか、どんなことができるのか、といった具合にざっくばらんに話す面接があります。
正直僕は、「会社に入社する時以外ってあんまりやんないのかな」って思っていたのですが、どの客先常駐の仕事も頻繁に面接をしています。

そもそもなんでこと話をまとめたかというと、自分の弟子がここら辺の話を知らないので、いわゆる「駆け出しのエンジニア」は知っておくべきことかなと思いまとめました。
IT業界に入ったばかりで、面接なんてどうすればいいのか、全然わかんない!!みたいな話をよく聞きます。

IT業界7年目、自分でSES営業から参画までやっていることから、そこらへんの人たちよりかは「このようにした方がいいよ〜」とアドバイスや気をつけるべきことを言えると思います。

ヤバい奴の面接に立ち合った過去

僕もですね…この面接客先の面接っていうのは、もう十数回以上出てます。
また逆に自分が協力会社さんを雇うために面接に立ち合ったり、自分が面接したこともあります。

そこで、「この人…ちょっとやばいかも」と思ったものもあります。

不潔な人

まず一つ目は、”清潔感がない人”です。
「清潔感」というのは、顔がめちゃくちゃイケメン、爽やかとかそういうわけではないです。
「ちゃんとスーツを着て、靴も磨かれているか」と言うくらいなレベルです。

「え?これだけ?」と、思うかもしれませんが、これが結構できてない人いらっしゃいます。
特に男性の方とかであれば、肩にフケや髪の毛がついていたり、無精髭だったり…基本的にちゃんと整っていないと「あっ(察」と言う感じになります。

業務経歴書の話がながーい

基本的に客先常駐の面接は技術経歴書を基に進められます。
自分のスキルについて、どんなことをやってきたのか経歴を紹介していきます。

正直面接で重要な時間はここです。
スキル周りの話をするときが一番重要です。

特にIT業界で経験が増えるとそれなりに経歴蘭が2ページ、3ページと長くなります。
したがって、全部を説明すると”かなり時間”がかかります。

ここで重要なことは「いかに分かりやすく、簡潔に伝えられるか」です。
また面接に落ちまくる人の特徴は…昔の経験からズラズラと説明を始めます。

これをやっちゃうと、後半は面接官の集中力が途絶え、ぶっちゃけ聞いていません。
後半の方が経験も新しく重要なのに、これでは非常に残念です。。。

でも、本当に昔の経験から言い始める人多いです!!
したがって、基本的に直近の経験から話すようにすべきでしょう。

また、これは僕もよくやる話ですが、経歴は「その客先で活かせる経験」に絞って説明すべきです。
極端な話、例えばC#エンジニアが欲しいと言う現場で、PythonやJavaの話をずっとしてても掴みとしては微妙になります。

それはその現場では使わない言語だからです。
Javaもオブジェクト指向だからいいのでは?と思うかもしれないですが、現場の担当者からすれば「立ち上がりに時間がかかる」と言う印象を持ちます。

したがって、面接をする前に、そこの案件の言語は何か、どういうチーム編成か、自分が担当するであろうポジションはどこか。
を知った上で、その経験が活かせる経歴を話すようにしましょう。

嘘つく人

よく経歴をオーバーに言えとか、社内でやっていた雑務をあたかも「業務経歴あります!」と詐称するSES企業があります。
でも、残酷なことを言いますと…これ結構分かるんですよね。

結論を言うと、面接をしているPMやPJの方も元々はエンジニアとして働いてる経験があります。
そして、そのかたは”自分が一か月でどれくらいソースが書けるか”、”どれぐらいの設計書とかかけるか”などなど感覚値を持っています。
僕もこの業界は長いので、自分が1ヶ月でどれぐらいのソースの量かけるか、みたいなのってある程度分かってるし大抵そういうのって他の人もそんな変わんないと思います。

例えば、あなたは今まで1ヶ月で何ステップのプログラムを書きましたか?と質問された場合
1万ステップです!と自信満々に答えた人がいました。

普通に考えたら「すげーなと思うけれど」バグもない、非効率な処理がないアプリの1万ステップってかなりの優秀なエンジニアです。
正直天才だと思います。

しかし、そもそもそんな「天才な人」って客先常駐やってないと思うし、1ヶ月で1万ステップは非現実的なことは経験から自分でも分かります。
なので、せめて嘘をつくにしてもバレないようにして欲しいです。

会社から経歴詐称を進められている人もいる

SES会社はSES参画させた売上で成り立っているので、何がなんでもSES案件を取りたいのです。
そこで会社からエンジニアへ言われることは「経験をオーバーにいえ!」と言うことです。

もはや推奨してる悪質な企業が割と多いです。
例えば、そこの会社も研修でやってたことを「あったかも他のSES案件でやってた」ような話をしたり、やったこともないのに「テスターとして働いてました!」とする人もいます。
正直、一緒に仕事をするかもしれない側からすれば「やめてほしい」と思います。

また、逆に入ったそのエンジニアさんが一番痛い目を見ます。
”自分の首を絞めてる”状況になるので、会社がなんと言おうと「面接で嘘をつく」のは絶対やめたほうがいいと思います。

まぁ、入りたいっていう気持ちは分かるし会社によっては案件に入ったら、給料上がったりとかする会社さんもあるらしいから入りたい人の気持ちも分かります。
でも、そんな何も知らない状態で、雇った側が「蓋開けてみたらこの人全く使えませんでした」ってなった場合、即契約を切られてしまうので負のループになります。

なので、まず面談で嘘つくのはマジでやめましょう。

スキル不足

元も子もないかもしれないんですけれど、面接で落ちまくる人の特徴としては「スキル不足な方」です。
そもそも、客先常駐のお仕事っていうのは、できる人を採用したいわけです。

高いエンジニア力を提供する会社に依頼しているわけですから…
「できる人にその製造とかその設計とかお願いしたい」っていうクライアントさんの要望があるので、それらを叶えられない人は、やっぱり使ってもらえないんです。

ではIT業界に入ったばっかりの”未経験”は、プロジェクト参画できないじゃん!!!と思われるかもしれません。

「そう、できません!!」

そこはね、そうなんですよ。
世の中、”成果”が全てなんです。

基本的に”準委任型の契約(SES)”は「成果物を作る必要がない」と言うことになっていますが、現実はそんなことは全くないです。
使えなかったら、契約は切られますし、長続きしません。

なので、一番大事なものは「スキル」です。
最終的に助けてくれるのは「スキル」です。

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僕自身も、今も日々勉強はしていますし、新しい知識とか技術みたいなものも常にアンテナ張って取り入れていかないと、自分自身が遅れてしまいます。
udemyで現役のエンジニアから学ぶのもオススメです!


では、1年目やIT業界に未経験で転職したエンジニアが、SES参画するためにはどうすればいいのか…

それは「会社の看板」を使うことです。

会社の看板でまずは”案件参画”

SESで経験を積むには、会社の看板を使って、どんなことでもいいので”プロジェクト参画する”っていうのが、一番の近道です。
僕が新卒で入った会社は本当に大手企業でしたので、正直面接しても落ちると言うことがありませんでした。

後から聞いたことですが、会社ものバックアップみたいなものがあって、教育の観点で”お金いらないからとりあえず経験させてくれ”って言うような形で参画していました。
おそらく、大手企業の場合はあるあるだと思いますね。

しかし、中小企業とかになると”一人プロジェクト”が多くなり、いわゆる「自分の会社のメンバーが一人もいない」状態で客先常駐と言うことはざらにあります。
僕に相談してきた、弟子もそのような中小企業の客先常駐メインでやってるような企業さん入社しており、その会社のエンジニアもそれぞれ別々の現場で1人プロジェクトとのことでした。

客側からしたら1から面倒見ないと行けないので、正直教育の工数なんてものはないから避けられることになります。
したがって、参画できるチャンスが多いのは会社のバックアップがしやすい「大手企業」と言うのは明らかです。

したがって、入る会社は注意が必要です。
「未経験」だからこそ、入る会社はかなり調べるべきです。

最後に

残酷なことを言いますが、客先常駐では「ポテンシャル採用」なんてものはありません。
めちゃくちゃ体力あります!がんばります!みたいなこと言われても「そーいうのいいからできる人で!」とドライです。

まずは、「自分のスキル」を磨き現場に活かせるように自主学習をがんばりましょう!
そして会社の看板を借りて、なんでもいいのでプロジェクト参画をしましょう!

0を1に変えるのは「非常にキツいです」
しかし、1回客先常駐をどんな現場でもいいのでまず経験することで、次に絶対活きるのでまずはプロジェクト参画する上でも大きい安定した会社を目指しましょう!

入る会社を間違えた…と言う方は、エンジニアであれば転職はそこまでハードではないと思います。
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