働き方

【SES営業】客先常駐の仕事って、その会社じゃなくてもできますよね??

定時ダッシュ

正直、SES事業をメインとしている会社って”それほど魅力がない”と思っています。
なぜそんなこと思うのかというとある程度勤めると「やりがい」を見失うからです。

基本的に客先常駐の業務は「ルーティーン」です。
内容は違うとはいえど、新規機能の実装や不具合の改修、既存機能の改造などやることはほとんど変わりません。

この記事を読んでいるあなたは、一度くらい「客先のこと」を得意気や自慢気に話したことってありませんか?
「●●会社のシステム開発してる」「今、●●会社に行って仕事してる」などなど、でもそれって結局「●●会社」の話であって、あなたの所属会社のことではないですよね?

僕はフリーランスエンジニアになる前、会社を2社経験しています。
その2社はそれぞれ3年くらい働いていましたが、大体会社の内部が分かってきたり、自分が新入りから古参へと移るくらいで「このままの繰り返しでいいのか」と思っていました。

「このままの繰り返しでいいのか」
これを感じる理由を色々自分なりに考えると…

  • そもそも常駐先の案件内容に飽きている
  • スキル成長しているのか怖くなる
  • 社内体制の”年功序列”は変わらない(昇格に時間がかかる)
  • 客先で感じる「奴隷と商人感」

これら4つがありました。

常駐先の作業に飽きている

SESは基本的に3ヶ月や6ヶ月くらいで都度更新するような形ですが、継続の繰り返しで気づくと2年、3年と同じ現場で作業することがざらにあります。
所属会社によっては、社内のメンバーで都度入れ替えということはあるらしいですが、また1からのスタートとなるため客先側としては嫌がります。

実際に僕も2番目の会社は3年7ヶ月働きましたけど「ずっと1つの現場」でした。
正直、エンジニアとしてプログラミングスキルや開発経験を積みたい気持ちが強かったので最初の頃は「異動させて欲しい!」と何度も自社に言っていました。

しかし、それを叶えてもらえませんでした。
この時、よく考えると当たり前のことですが…気づいたことが2つあります。

  • 会社に属すということは”会社がやって欲しいこと”を与えられる。他は求められない。
  • 小さい会社は”そもそも案件がない”こと。

会社がやって欲しいこと

エンジニアであれば、1度くらい人工知能や機械学習に興味があるから「Python」やりたい!!モダンな開発言語やりたいので「ReactやVue」やりたい!など「やりたいこと」がでてきます。
当時僕もPythonにかなりの関心があったので勉強したいし、開発を経験したいと思っていました。

しかし、客先常駐が事業内容の会社にそもそも”案件”がなければできないのです。
また案件に参画させるには「ある程度の経験」が必要です。

ましてSESを発注する側の企業から見れば「未経験」の人に業務委託するわけがないですよね。

え、それじゃー新人は厳しくない?

このように「未経験のエンジニアはどーなる???」と思いますよね?
僕が新卒で入社した会社では、既存のメンバーがフォローするので入れてください!!というような形で常駐させてました。

そのほかには…
「単価安くてもいいので〜」
「単価依頼ないので経験させてください!」
などですね。。。

よく「未経験からフリーランスエンジニアへ!」という宣伝文句を見ますが、未経験からいきなりフリーランスエンジニアは無謀だと思うので絶対やめた方がいいです。
その理由はまた別の記事に載せます。

会社としてSESをやっている以上、売り上げは何かというと常駐している人たちの「単価」です。
なので、会社としては「単価」が高い案件や安定して案件が取れる会社にメンバーを入れたいわけです。

それらの案件に経験したいものがあれば吉ですが、先ほどの「経験年数」「経験ポジション」などポテンシャルだけではどうにでもならないことがあります。

長く常駐しすぎるのはデメリットばかり?

客先常駐で同じ現場に長くいるとはやばい!!と聞きますが、僕はちょっと違うと思います。
確かに「エンジニア」としてはやばいと思います。

しかし、僕はずーっと会社員エンジニアでやっていくつもりはなかったので、「絶対独立する!」と決めていました。
元々は会社で頑張ろう!となっていたのですが、独立を選択しました。

その決めたきっかけについては「【IT業界】SES企業に勤める将来性とお金の話

現場に長くいてもなくならないもの、それは「信頼と実績」です。
現場に長くいると”有識者”になります。

正直、この有識者になることが独立への近道だと思います。
なぜか。

それは「その人がいなくなったら回らない!」「変わりを見つけるのに時間とコストがかかる」からです。
SESで所属会社メンバーが複数人いると難しいですが、その人個人への「信頼と実績」があれば、独立の際にその現場以外の別案件など紹介してもらえることがあります。

実際に僕もそうです。
僕はエージェント利用ではなく、直接営業して企業とお取引しています。(今は個人でも上場企業と取引できる時代です)

結局、客先常駐の仕事は現場で働いている人たちで成り立っているので、現場の人の待遇が悪ければそれは辞めるだろうし、もっと条件のいいところへと流れるでしょう。
IT中小企業の人材流動が激しい理由のほとんどはこれだと思います。

なので、もしこの記事を読まれているSES事業をメインとしている会社の経営者がいるとすれば、「社内のメンバーを大切にしてあげてください。」ということを伝えたいです。
1人1人のキャリアなど考えてあげてください。

SESはその会社でなくても本当にできるので、それでも会社にいてくれるのは”ちゃんと理由”があります。

仕事は「やりがい」がないと続かない

最後に仕事は「やりがい」がないと続かないという話をします。
SESのように「ルーティン」であるといつか飽きます。

その中でも自社の作業があると多少は変わりますが、その先がないとモチベーションは維持されません。
実際に僕は主任としてグループメンバーのフォローをしていました。

正直、主任になりたての頃は「もっと頑張る!」「課長代理になりたい!」と”出世”をかなり目標としていました。
その矢先に「自分より経験豊富な年上の入社」「30後半40代の入社」より3ヶ月後、半年後に自分の上にバンバンくる、呆気なく抜かされる事実を経験すると「俺ってなんのためにやってるんだろう」とモチベーションがなくなりました。

元々客先常駐の作業が飽きていた状況にこの現実だったので、「もう自分のためにやる」という思いに変わりました。
正直現場では「有識者」ということもあり、いつでも1人でやれる!という気持ちでした。

そして独立した今、仕事のやりがいとしてはフリーランスは一人親方であり、社長ですので全て自分で決められることです。
もちろんエンジニアとして成長したい思いもありますが、経営についてもっと知りたい!いつか自分がSESで感じたものを解消する会社を作りたいといいう思いで働いています。